夏の過ごし方

夏の暑さに、少し意識的に生活のリズムを落としています。
アレグロからアンダンテに、という感じでしょうか。効率よりも心地よさを優先にしています。

最近のお気に入りは、花瓶に生けた花を少しずつ手入れすること。水に触れるので気持ちいいというのもありますが、生きているものに触れる喜びや「花」という物言わぬ存在に、どう生けて欲しいか対話するような静かな時間をもらっています。

あまりに暑い昼間は、部屋のカーテンを閉めてクーラーをかけるのですが、こうなると昼間なのか夜なのかわからない感覚になり、夕立でようやく涼しくなったら窓を開け曇り空を見上げ「今は夕方なんだな」と体内時計を戻すような不思議な毎日。もっと暑い国では昼寝をしたり、バリ島では昼間でも相当に暗い部屋で涼を取っていたので、やはり酷暑を避けるのは体を守る上で大事なことなのだと思います。

もうすぐ8月、夏のペルセウス座流星群が見れる頃です。昼の夏空を見上げるのは眩しくてきついけれど、せめて夜、流星群であれば、夢心地で涼みながら見上げられそうです。

子どもの頃のような心踊る夏休みとは違いますが、花を生けたり星空を見上げながら、心静かに夏を過ごしたいと思います。

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