読書の秋

最近、本を読んだりDVDを観ることに久しぶりにハマっています。
子どもの頃から精神的にキツいことがあると、好きな作品の世界観にどっぷりハマって心を回復させるのですが、時に、その作品や作家があまりに面白いと、回復しても読み続けて、逆に学んでいる状態になります。もしかすると、次のステップに進むためにキツいことが起きているのかもしれないですね。

最近ハマったのは、映画にもなっている「ミステリという勿れ」や、「汝、星のごとく」です。「ミステリ・・」は、たまたま上映時間と空き時間のタイミングがよかったので観たのですが、面白かったので原作を読み始めました。主人公の自己理解や心の動きが繊細で、心の壊れた人を癒す過程もとても興味深いです。
「汝・・」は、2023年本屋大賞受賞作品です。人の抱える孤独、倫理に背く愛、児童虐待など、常識は正論なのか鋭い眼光が問いかけてくるような、美しくも悲しい、けれども心のつながりを信じたくなるあたたかい作品です。

素晴らしい作品は、私の経験のない世界に心を広げるよう誘い、心の視界が広がります。
なぜか読んだ後に、世界を優しく感じたり、人に優しくなれる自分がいます。

アーティスト達の息吹を感じて、感化されるのでしょうね。
ありがたいことです。

寒くなりますます外に出ないので、しばらくは読書三昧の日が続きそうです。

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