桶の理論 人間関係編
栄養学の「桶の理論」をご存知でしょうか?
私も、昨年に聞きかじったばかりなのですが、とても新鮮な衝撃を受けたのでシェアします。
簡単に説明すると、私達に必要な必須栄養素(約46種類)は六芒星のように相互関連していて、どれかが足りないと、その足りない栄養素が基準値となり、他に充分に取れた栄養素もうまく取り入れられなくなってしまう、というもの。ビタミンCだけ多く摂っても、Cを吸収するための他の栄養素が足りなければ、結果として足りない方に合わせてしか吸収されないということです。
この話を聞いた時、あるネイティブな部族の知恵を思い出しました。
その知恵とは、例えば、部族の中に大切なルールがあり、それを守れなかった人が出た時に、その人を責めたり排除するのではなく、部族の皆で囲んで、その人の素晴らしい資質やこれまで部族に貢献したことを伝えて感謝する、というもの。
その人の自尊心や本来の姿を思い出させて、自ら立ち直る機会を与える、というものです。
何を伝えたいかというと、この世界に不要な人などいなくて、その人の素晴らしさや存在のありがたさを思い出せたら、私達は心のどこかでつながれる、と思えたことです。
まぁ、価値観や感覚がかけ離れていると付き合いづらかったりもしますが・・。
少なくとも、必要なものはすべて意味があり繋がっていると感じられたことがうれしかったのでした。