出会いの喜び

あ・・っと言う間に11月。
今年も残すところ後2ヶ月、早いものです。(毎回、言っている気が・・)

感染者が減少して、街を出歩く人も増えてきました。私も、一人、二人・・と少しずつですが対面でのお話を再開しました。
やはり対面は心ワクワクします。同じ時を生きている、その実感が強いです。そして、思うのは、コロナ前と今の自分の人に対する「心持ち」の違いです。

私はどちらかと言うと、人と会うのが苦手です。特に初対面の人相手だとドキドキするし、セミナーなどで初対面の人だらけだと、もう逃げ出したくなります。相手を知りたい、という好奇心は強いのに、自分がどんな人として判断されるか怖くて、心がドギマギするからです。

以前に観た興味深い映画に、真木よう子さん主演の「脳内ポイズンベリー」という映画がありました。ヒロインが恋愛や仕事で引っかかることがある度に、脳内にいる何人ものキャラクターが今後のヒロインの言動を決める会議をする、という笑える要素たっぷりの深みのあるお話でした。私もまさにそんな感じ。話しかけたい、でも敬遠されたらどうしよう・・という引っ張り合いゲームを心のなかでやってしまいがちです。心は、一人で騒いで、どうしようと忙しく駆け回っているのです。

けれど、相手が自分をどう思っているかなんて本当はわからないし、そもそも相手の自由。私自身も初対面で相手のすべてを受けとめきれないし、時間が少し経ってから相手の言動や心情が理解できた・・なんてことも、あります。だから、あれこれ考えて神経をすり減らすより、出会いの瞬間を楽しめばいいのかな、最初から起きたことのすべて理解しようなんて思わず、流れに任せる、委ねる視点も必要なのかな、と思うようになりました。でも、まだ少し緊張するかな。

緊張よりも出会いの喜びを受け取る、そうすれば、もっと自然に人と接することができるようになるのかな、と思います。

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