癒すこと
今年も残すところ20日あまり。
毎年言っている気もしますが、本当にあ・・っという間の一年でした。
嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、おもしろかったこと、いろいろありました。
大きなところでは、心の癒しを学ぶために八ヶ岳で10日置かず2回も合宿トレーニングを受けたことです。私の学んでいるメンターは「自分の実践ありき」なので、講座型ではなく、自分自身が「まな板の上の鯉」になります。だから、自分の痛みから逃げられないし本気で癒しを体験させられます。
けれど、考えてみたら、この体験型というのはとても理にかなっているのです。もちろん鯉になるとハートは苦しかったり痛かったりするのですが、実際に、自分がクライエントさんにセッションをさせていただくというのは、まさに、クライエントさんが鯉側になるのですから。
癒しは、抱えている痛みや苦しみを手放す、という側面があります。そのためには、痛みに直面して「これを抱えている」と認識することが大事ですし、それを手放すために何ができるか共に考えたり感じたりしながら、どうすれば変容できる方法を探っていくのです。無理してはいけないけれど、無意識だと変わらず苦しむことになるので、その人に合う工夫が必要になります。
癒しのステップを振り返りながら、いつか学んだことを簡単な本などにできないかな、などと思うこの頃です。