視点を変える

東京オリンピックで注目を浴びたスケートボード。我が家の近所でも子ども達が夢中で滑っています。

先日も、幼稚園児くらいの女の子と男の子が元気よく遊んでいました。二人とも、私に向かってくるように笑顔で声を上げながら滑ってきます。そして、女の子が走り去った直後、男の子が、勢いあまってすってんころりん!思い切り膝を打ってコケました。わわ、泣くぞ・・と身構えていたら、なんとその子は、再び笑いながら体勢を持ち直し、女の子を追いかけて走り去って行きました。

そうか、痛い思いをしたからって泣かなくてもいいのね!

確かに、私も、子どもの頃に自転車に乗れるようになりたくて、なんどもコケたけれど、乗れるのが楽しかったから泣かなかったな。

最近、落ち込んでしまうことが多くて伏し目がちだった私に、男の子の笑顔は、大切なことを思い出させてくれました。

こういう目にあったら泣くのが当たり前、悲しんで当然、・・なんて、決まってないですよね。
自分が反応を選んでいる。
少々痛くても、その先を見ていれば、前に進みたい意欲の方が強ければ、泣きたいとも思わないと思います。

感じたことを抑えて無理に頑張るのではなく、本心からやりたいことをやっていれば、泣いて立ちどまる方がもったいない。

小さな男の子を通じて、視点を変えること、大切なメッセージを受け取れました。

目に映るものに偶然はない、と言います。受け取ったメッセージを胸に、明日からもリラックスして前を向いて歩いていこうと思います。

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