本来の輝き
今年の梅雨は、なかなかの蒸し暑さですね。
皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、今日はセッションのお話を少しさせていただきます。
セッションを終了してしばらく経つと、時々、心がパッと晴れわたるような嬉しいご報告をいただくことがあります。それは、以前にセッションで扱ったクライエントの皆さんの、その後のお話。
「セッションで課題に取り上げた目標を実現しました」
「あの時に話した心に詰まっていた古い記憶、ネガティブな思いを優しい目で見れるようになっていることに気づきました」
セッションは遠の昔に終了しているので、私が直接に何かをしたわけではありません。クライエントの皆さんが、自分の手で掴み取った喜びの果実。その実りをおすそ分けしていただいているのです。
私自身、セッションをするだけでなく、今でも受けることがあります。それは、自分の内面を整理するため、思考を脇に置いて自分を見つめ直すためでもありますが、心を学ぶことや自分の内面を探る世界は、時に無意識層にも近づくので、なかなか一人では難しいもの。それに、自分では認識できない未知の領域や想定外の発想は、当然ですが一人では生まれにくい。心について学んでいくと人が一人では生きられないのは自然なことだな、と妙に納得することも多いです。
話が少し逸れましたが、私がそうであるように、クライエントの皆さんもセッションをきっかけに、ご自身の「自分はこうである」という殻を破ったり、望む世界を生きているのだとしたら嬉しいです。
それは変化というより、もしかしたら、その人の本来の輝きを取り戻した瞬間なのかもしれない、とも思います。