太陽と月

もうすぐ春分、私の生まれた日です。
一日の昼と夜の時間が等しくなる日、春分を境に昼間の時間が長くなります。

ちなみに私の名前には、太陽を表す「日」と夜を表す「月」が入っており、誕生日と名前がぴったりだな、と我ながら浪漫チックに気に入っています。名付けは父で「明るい子に育つように」という祈りが込められているそうなので、春分に生まれなくても同じ名前だったかもしれません。

ところで、私は結婚していますが子どもを授かることなく20年以上、夫とふたりで暮らしています。結婚当初は子どもを持つのは当然と考えていたので、なかなか授かれないことを気に病み、ご縁がないのかな、古い諺に習い別れた方がいいのかな、と思い悩みました。夫婦で何度も話し合い、歳を重ねるごとに気持ちは落ち着きましたが、子どものいない自分は永遠に半人前のような未熟さがあるのではないか、とも思っていました。

或る時に、スピリチャルカウンセラーの並木さんから「子を授からないのは今生は授からないと決めて生まれてきている。気に病むのは社会からの刷り込みです。本当にやりたいことをやる為に人生を使いましょう」と言われ、ものすごく楽になりました。

確かに、これまでの夫婦ふたりの生活でも嬉しいことや悲しいことはたくさんありました。そして、やりたいことの一つは、ご縁のある方達の心を癒し育てるサポートをすることです。

今春も、心を優しく育てるお手伝いができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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